宅建試験の試験日が近づくと、勉強もマンネリ化して、惰性でテキスト、過去問を開いているだけになっている人もいると思う。
特に独学だと勉強が単調となりやすい。
やるべき3つの宅建試験直前対策を紹介したいと思う。
法改正、最新統計情報を勉強する
宅建勉強は今までテキスト、過去問を中心にしてきたと思う。
この勉強である程度の点数は取れると思うが、これだけでは不十分である。
なぜなら、宅建試験の出題範囲は4月1日現在施行されている法令までであり、また統計情報は最新データから出題されるから、テキスト、過去問だけでは試験に対応できないのが現状である。
よって、法改正、最新の統計情報を勉強する必要がある。
予想模試で本番の流れを掴む
宅建試験は、2時間で50問(5問免除対象者は、1時間50分で45問)を解く必要がある。
今までテキスト、過去問ではテーマ毎に時間を意識せずに勉強していたと思う。
予想模試を解くことで、時間の使い方、解くスピードの感覚が体験できるし、また今まで勉強した内容が50問にどのように配分されているのか実感ができるという利点がある。
苦手分野を重点的に勉強
宅建試験は、総得点が合否判定基準を上回れば合格である。合否判定基準は毎回変動するが、1点でも多く取れた方が合格に近づく。
得意分野を勉強しても得点の伸びしろは期待できない。苦手分野を重点的に勉強した方が有利である。
基本書と過去問で苦手分野のみ重点的に勉強すれば、意外に時間はかからない。基本書と過去問のコンビで試験直前まで、片っ端から苦手分野を潰して行くのがおすすめである。
試験直前まで貪欲に合格を目指せ
宅建試験は、当日は13時(5問免除対象者は、13時10分)からになる。午前中は移動時間も含め、勉強時間に充てることができる。
特に法令上の制限、税その他、統計情報等の暗記が必要な分野は、覚えているだけで点数に結びつくことが多い。
最後まで貪欲に勉強して、宅建試験合格を目指すことが重要である。
健闘を祈ります。