資格取得で将来に備える
正社員になれない厳しい現実
事業所の労働者の4割が非正規雇用という厳しい数字が厚生労働省から発表されています。
この数字高いと思いますか、それとも低いと思いますか?
出典:事業所調査における労働者の割合 (厚生労働省)より抜粋
今や正社員として働きたくても、なかなか正社員になれないのが現実です。
再雇用の厳しい現実
正社員だから大丈夫と思っている方もいると思います。
しかし、60歳に到達した時点で一旦退職して、また同じ会社に再雇用で働くことになることが多いのが現実です。
再雇用で雇ってくれるから、安心と思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、現実はそんなに甘くはありません。
再雇用制度というのは、正社員では無くなり、契約社員、委託社員として再雇用されるケースがほとんどなのです。
昨日と同じように会社に出勤しても、再雇用となった日から賃金は大幅に下がります。それどころか、今まで以上に厳しい肉体労働や交代勤務の仕事に就くこともあります。
年金の支給年齢が65歳に引き上げられたことから、せめて65歳まで今の会社で働きたいと思っている方も大勢いると思います。 再雇用で厳しい条件でも5年間働きたいと思っても、正社員で雇用されていないのですから、残念ながら願いが叶わないこともあるのが現実です。
そういう時代だからこそ、資格取得で能力を高めることをお勧めしたいのです。
安定して働きたいなら、自分の能力を高める努力が必要
資格試験、検定試験にチャレンジする人を応援
世の中には、自己啓発で資格試験、検定試験などにチャレンジして自分の能力を高める努力をしている人も多くいます。
しかし、このような努力に対して、冷ややかな見解を持つ人もいるのが現状です。
その方の意見を聞くと、必ず次のようなことを言います。
資格を持っていても、仕事ができる証明にはならない。
仕事ができる人は、資格を持っていなくてもできる。
正しい意見のように聞こえます。
でも、
仕事ができる証明は、ますは仕事に就かなければ証明できません。
資格を持っていないと、就けない仕事もたくさんあります。
つまり、今の時代は自分の能力を高めることを怠っていると、仕事に就くスタートラインに立たせてもらえないこともあるのです。
一方で、会社に縛られず、個人の能力、技術を生かして稼ぐフリーランスという生き方も注目を集めています。しかし、自分の能力、技術、実績がなければ、仕事の依頼が来ないのが現実です。
会社で働くにしても、フリーランスで働くにしても、自分の能力を磨くことがますます必要になってきます。
そのためには切磋琢磨、自己啓発することが大切ではないでしょうか。
資格試験で合格を目指せ
勉強して簡単に試験合格できると思っている人も、いざ試験を受けてみると全く点数が取れず不合格になる人が多いのが現実です。
努力してもなかなか合格できない試験がほとんどなのです。だから試験合格の価値があります。
そのような厳しい現実だからこそ、試験に合格したときの喜びは本人しかわからないでしょう。
また合格という実績と経験は就職、転職だけではなく自分に自信が湧きます。また身につけた能力、知識、技術はこれから生活していく上で役に立つこともあります。
試験勉強は孤独になりがちで、勉強を投げ出したくなったりします。
しかし獲得した能力、知識、技術は、一生の財産になります。
資格試験にチャレンジして、自分の将来に投資しませんか。