人間関係に悩んだときにおすすめの自己啓発本

人間関係自己啓発
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私たちの身の回りにはいろんなタイプの人間がいる。そのなかでも一番厄介なのは、むやみやたらに絡んで足を引っ張ってくる人間だ。
そのために感情が乱され、その対処のために時間とエネルギーを浪費してしまう。そのような他人のことで、自分の人生を無駄に過ごさないためのおすすめ自己啓発本が『頭に来てもアホとは戦うな!』です。

僕は本のタイトルをみて、

琢磨
琢磨

アホと戦う奴なんて、この世の中にいるの?

と思ったが、『アホ』というタイトルが気になり、購入して本ページをめくってすぐに気が付きました。

琢磨
琢磨

アホと戦っていた奴は僕だった(^_^;)

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『頭に来てもアホとは戦うな!』は自己啓発本

タイトルにある『アホ』が目立ち過ぎて

本当に自己啓発本!?

と疑問が浮かぶと思うが、本を最後まで読めば、きっと

今まで人間関係でクヨクヨ悩んでいたのは、何だったんだろう

と思うはずです。

世の中の不条理にモヤモヤさせられた挙句、心をかき乱され自分を見失いがちな生真面目な人におすすめの自己啓発本です。

本の目次

【第1章】 アホと戦うのは人生の無駄
・他人とのいざこざで人生を浪費していた自分
・無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
・厄介な無駄なプライドの捨て方
・蒸し返して傷を大きくするな

【第2章】 臆病者のための 戦略的コミュニケーションのススメ
・臆病なコオロギの強さ
・嫌な相手にこそやられたフリ
・メンツより実利
・「生意気は元気な証」だなんて思うな
・耐えて耐えて、耐え抜いた人が勝つ
・消えない怒りの解きほぐし方
・カッときたら幽体離脱
・仕事に敵という発想はいらない
・きまずいときこそ、無理にでも話しかける
・アップサイドのある人だけに絡め
・それでも一度はアホと戦え!

【第3章】 どんな強者でも 味方にする『人たらし』の技術
・人生で一番大切な能力
・相手の気持ちを見抜くためのちょっとしたコツ
・人を意のままに動かす技術
・腰の低い人ほどデキる人が多いのはなぜ?
・困っていなくても困った顔をせよ
・淡々とこなす者が最後には勝つ
・2年間売上ゼロの私が、全社で1位になれた理由
・常に楽天的であれ
・皮肉な「ものの見方」を鍛えよ
・偉くなっても偉ぶらない『偉さ』

【第4章】 権力と評価の密接な関係
・上司があなたを見てくれないのはなぜか?
・仕事で評価される人・されない人
・不本意な人事異動の正しい耐え方
・無駄な会議を建設的にする方法
・喧嘩が下手な日本人
・日本企業は権力闘争が好き?
・力にすり寄るのは汚いことか
・権力を握る人の条件
・飲み会を有意義にする方法
・不機嫌な職場で、息苦しいあなたへのヒント

【第5章】 他人の目を気にするな
・人生は、あなたが主役であるべきだ
・人に好かれたい願望
・張り合わず、自分のために利用せよ!
・苦手な相手に「うん」と言わせる説得術
・突き抜けたプレゼンはテクニックより「本気度」
・自然と自信がつく、スーツの着こなしのコツ
・心がポッキリ折れたときの自信の取り戻し方
・他人を恨むな

【最終章】 アホとではなく自分と戦え!
・ネットを見る暇があったら自分と向き合い
・デキる人間に囲まれた環境に飛び込め!
・自分の人生に満足できるかが、すべて
・リスクだらけの人生をどう生きるか?
・有限な人生を活かすために、私がやっていること
・あなたの「目的」はどこにある?

出典頭に来てもアホとは戦うな! ( 出版社: 朝日新聞出版  田村耕太郎 (著) )

アホと戦う可能性の人物とは

アホと無駄な戦いをして、自分の人生を浪費してしまう可能性のある特徴として、次の5つを挙げている。

  • 正義感が強い
  • 自信にあふれる
  • 責任感が強い
  • プライドが高い
  • おせっかい

このような人たちは、アホな人の不条理な行動に怒り、ストレスを溜めてしまやすい。

『頭に来てもアホとは戦うな!』が私たちに教えてくれること

この本は冒頭からすごいです。『アホ』の文字の出現率がすごい。幼稚なほどストレート過ぎて呆れてしまうほどです。

しかし著者の失敗談をまじえて直球で書かれているからこそ、

アホと戦うことに時間を割くことがもったいない。
一度きりの人生を、無駄な部分にパワーをかけているのではなく、自分のために時間を有効に活用することが大切。

という当たり前のことを、気づかせてくれるだけでなく、その考えを自分の人生に活かせる本だと思う。

僕は今まで経験上、

このようなアホな人と関わっても、無駄なだけ

と頭では理解できても、

これが自分の信念

と信じて、いつも損な人生を送ってきた。

しかしこの本を読んで、今までの自分の信念は、

自分の限られた人生をアホな人のために浪費しているだけ。

と気づかせてくれた。

人間関係に悩んだときに、おすすめの自己啓発本です。

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