マンション管理士・管理業務主任者試験おすすめテキスト、問題集

2022年マンション管理士
2022年スタート
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マンション管理士試験と管理業務主任者試験は試験内容が似ていて、試験日も近いことからダブル受験をする人も多い。そのため両試験併用のテキスト問題集も出版されているが、選択肢が多すぎて初めての受験者にとってはどれを選んで良いのか迷うことになる。

マンション管理士、管理業務主任者試験おすすめテキスト、問題集について紹介しようと思う。

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マンション管理士、管理業務主任者両試験併用テキスト、問題集のメリットとデメリット

マンション管理士、管理業務主任者両試験併用のテキスト、問題集を選べば、取りあえず間違いないと思っている人もいると思う。

だが両試験併用テキストはデメリットもある。

両試験併用テキスト、問題集のメリット

両試験併用テキスト、問題集のメリットは同時に効率良く勉強できることだ。それぞれ単独で勉強すれば2倍の時間が必要だが、両試験対応なら共通科目部分は1つにまとめて記載されているので、勉強時間の短縮につながる。

ダブル受験をする人には、両試験併用テキスト、問題集がおすすめである。

両試験併用テキスト、問題集のデメリット

テキスト、問題集が両試験に対応しているのだから、万能のようにも感じられるがデメリットもある。

試験日程にまだ余裕がある時期は、テキスト、問題集は両試験併用の構成になっているため、2つの試験を同時に効率良く勉強ができる。
しかし試験直前になって、マンション管理士試験だけ又は管理業務主任者試験だけ集中的に勉強したいというときには、使い勝手が悪い。

マンション管理士試験又は管理業務主任者試験のどちらか一つの受験を考えている人は、それぞれ単独のテキスト、問題集がおすすめである。

マンション管理士・管理業務主任者試験おすすめテキスト、問題集

マンション管理士、管理業務主任者試験おすすめテキスト、問題集を紹介していきたい。

試験勉強を独学でする場合、テキストと過去問題集(過去問)を教材とするのが基本である。テキストと過去問は何度も見返すので、同じ出版社で揃える方が効率良く勉強できる。

両試験併用おすすめテキスト、問題集

併用テキスト、問題集ならLEC東京リーガルマインドの出る順シリーズがおすすめである。

併用テキスト、問題集の中には、重要な箇所のみ記載してページ数を抑えている本もあるが、いくら効率的に勉強するためとはいえ、あまりにも割愛しすぎているものは試験範囲全体を網羅していないのでおすすめできない。
このシリーズはマンション管理士試験、管理業務主任者試験のダブル合格を狙うために必要な情報量がしっかりと記載されている。

また過去問題集は、マンション管理士、管理業務主任者で別々になっているので、直前に試験毎にアウトプットの確認ができる。また個々に自分の理解度が把握しやすいのでおすすめである。

 

2022年版 出る順マンション管理士・管理業務主任者 合格テキスト【3分冊セパレート式】

何も知識が無い状態からマンション管理士、管理業務主任者の2つの試験を合格レベルまで効率的に理解できるよう解説してある。

テキストは持ち歩きがしやすいように、①法律編(上)、②法律編(下)、③管理実務・会計・設備系編の3つに分冊が可能になっている。
分冊背表紙シールできれいにセパレートができ、本棚に入れてもタイトルが見えて使いやすい。

1000ページを超える圧倒的なテキストであるが、内容が充実しているので効率的に理解できるようになっている。
1冊でダブル合格を狙う人におすすめのテキストといえる。

2022年版 出る順マンション管理士 分野別過去問題集

本書は8年分の過去問を収録されていて、さらに購入者特典で過去問2年分が入手可能である。つまり10年分の過去問を学習することができる。

問題集は、①法律編(上)、②法律編(下)、③管理実務・会計・設備系編の3分冊にセパレート可能である。
各問題の見出しに重要度を表すランクをA・B・Cの3段階表示があり、メリハリのついた学習が可能である。

左ページに問題、右ページに解説を掲載してあり、ページをめくらなくても学習ができるので効率的である。

2022年版 出る順管理業務主任者 分野別過去問題集

この過去問も、先ほどのマンション管理士の過去問と同じで、本書は8年分の過去問を収録されていて、さらに購入者特典で過去問2年分が入手可能である。つまり10年分の過去問を学習することができる。

問題集は、①法律編(上)、②法律編(下)、③管理実務・会計・設備系編の3分冊にセパレート可能である。

 

併用問題集の場合、平均で7割正解だったとしても、内訳がマンション管理士5割、管理業務主任者9割ならダブル合格はほど遠い。ダブル受験する場合は、個々の試験勉強の理解度をチェックする必要があるので、出る順シリーズがおすすめである。

マンション管理士試験おすすめテキスト、問題集

マンション管理士試験の合格率は、平成13年のスタートから令和3年度まで合格率は7~9%で、10%を超えたことがない。かなり難易度の高い試験といえる。

そのため、生半可な勉強では合格できないということを認識する必要がある。
そのため必要な知識がインプット、アウトプット学習できるテキスト、問題集がおすすめである。

らくらくわかる! マンション管理士 速習テキスト 2022年度

難関のマンション管理士試験合格に必要な知識量と読みやすさを合わせ持つテキスト。

内容は本文に、補足事項は「側注」に記載する2段レイアウトは見やすく、豊富な「具体例」や「図表」を使っての説明が理解しやすい。
章単位で過去10年間試験の「頻出度」をS’(8回以上)、S(6~7回)、A(4~5回)、B8(0~3回)の4段階表示がある。また項目ごとに過去10年の「出題年度」が表示されているので、本試験を意識したインプット学習ができる。

2022年度版 マンション管理士 項目別過去8年問題集

マンション管理士本試験の直近8年分をテーマ別に収録した過去問題集である。この2022年度版より、“プラス2年分”のWEBダウンロードサービス付きとなった。
テーマ別に見開き構成で、問題を解いてすぐ解答が確認できるので効率良く勉強できる。

すべての問題に「重要度」特A~Cが記載されていて、進捗に応じて問題を選んで勉強することができる。

肢の解説はなるべく冒頭に結論が記載して、後に詳しい説明をする構成になっていて記憶に残りやすい。また「頻出」、「ひっかけ」、「ハイレベル」の3種類のアイコンが該当する肢に表示されていて、肢の特徴がつかみやすい。

管理業務主任者試験おすすめテキスト、問題集

管理業務主任者試験の合格率は、スタートの平成13年は58.5%であるが、平成14年度~令和3年度は19.2%~29.4%である。マンション管理士試験よりは合格率が高いが、それでも受験者の5人に1人しか受からない。

管理業務主任者は、マンション管理業者ごとに一定数の人数を設置する義務があることから、需要の高い資格でありこの試験に合格したいと思っている受験者も多いと思う。

初学者の人でも、無理なく自然に学習できるテキスト、問題集を紹介したいと思う。

ごうかく! 管理業務主任者 攻略テキスト 2022年度

管理業務主任者試験での過去の出題実績を徹底分析し、重要論点だけ厳選したテキスト。
合格に必要な知識のみにして、その分わかりやすさを追求していのが特徴である。
法律用語、専門知識も「です・ます」調の生講義スタイルで、読みやすく、理解しやすい構成にしている。

暗記しやすいようにイラストつきのゴロ合わせ、理解を助けるまとめ図表が多く使用されている。
初学者におすすめのテキストである。

ごうかく! 管理業務主任者 攻略問題集 2022年度

重要な「過去の良問」と出題が予想される「オリジナル問題」を計350問に厳選した問題集である。先ほど紹介した同シリーズ『攻略テキスト』の参照ページも掲載してあるので、テキスト、問題集を組み合わせた勉強もストレスなくできる。

各問題には重要度3段階(A、B、C)と難易度(易、普、難)の2つが記載されている。

勉強時間が多く確保できない人でも、無理なく合格が狙える問題集である。

目的に合ったテキスト、問題集で合格を目指せ

マンション管理士、管理業務主任者はどちらもマンション管理に関する国家資格である、試験内容も似ていることから、書店にも同じ棚に並べられていることが多く、適当にテキスト、問題集を選んでいる人も多いと思う。

しかし、どちらの試験も合格率は決して高くはない、

自分に合ったテキスト、問題集を選んで、ぜひ合格を勝ち取って欲しい。
健闘を祈ります。