基本情報技術者試験(FE)は、令和2年度からCBT(Computer Based Testing)方式に変更になりました。
受験申込み時には、自分で試験日時、試験会場を選択しなければなりません。
戸惑う人も多いと思うので解説していきます。
CBT(Computer Based Testing)方式
CBTでは、試験問題はディスプレイに表示され、解答はマウスやキーボードを用います。
ITパスポート試験(iパス)や情報セキュリティマネジメント試験でも実施されていていますが、CBT受験が初めてで不安を感じている人もいると思います。
受験申込み(予約)は、プロメトリック株式会社(試験実施業務の委託先)が運営しており、Web上で基本情報技術者試験当日の受験の流れが公開されているので、一度確認しておくのがおすすめです。
受験申込み(予約)はインターネット受付のみ
基本情報技術者試験の試験予約は、先ほど述べたプロメトリック株式会社にアクセスして行います。
試験予約から受験までの流れ
試験予約から受験までの流れは以下の通りです。
- STEP1試験予約
- STEP2受験料金の支払い
- STEP3予約した試験会場で受験
試験予約
試験申込期間は上期又は下期の試験実施期間ごとに定められていて、自分で試験日時、試験会場を予約(申込)する必要があります。
試験会場は、全都道府県において1か所以上準備されていますが、試験会場ごとに開催する試験日が異なり、また座席に空きがない場合は受験できないので注意が必要です。
場合によっては、
試験会場を優先して試験日時を決める
or
試験日時を優先して試験会場を決める
ことが必要になります。
試験予約のキャンセルはできませんが、試験日時・試験会場の変更は試験日の3営業日前まで(土・日受験の場合は4営業日前まで)可能です。
受験料金の支払い方法
受験料金は、以下の3種類の方法があります。
・クレジットカード
・コンビニエンスストア払い
・Pay-easy払い
コンビニエンスストア払い、Pay-easy払いの場合は支払手数料(242円(税込))は、払込人が負担する必要があります。
予約した試験会場で受験
試験当日に本人確認書類の提示が必要になります。 当日忘れずに持参しましょう。
本人確認書類
本人確認書類は、運転免許証、パスポート、個人番号カード、住民基本台帳(※顔写真付に限る)、社員証(※顔写真付に限る)、学生証(※顔写真付に限る)等です。
小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在籍する人は、学校生徒在籍証明書と以下の証明書等の両方を持参することにより、本人確認に必要な書類とすることができます。
証明書等:学生証(顔写真なし)、生徒手帳(顔写真なし)、健康保険証、母子手帳から一点
尚、学校生徒在籍証明書のフォーマットは、プロメトリック株式会社のWeb上にあります。
本人確認書類は、試験当日に提示できない場合は受験ができません。
また受験料も返還されませんので、プロメトリック株式会社のWebで確認することをおすすめします。
基本情報技術者試験はCBT(Computer Based Testing)方式に変更になり、また受験申込み方法も変更になり戸惑っている人も多いと思いますが、思ったほど難しくありません。
試験当日、今まで勉強した成果が十分発揮できるよう祈っています。